ここ数日、過去の投稿をちょくちょく編集していました。
というのも、もう結構前の話ですが、こういったお知らせがAEAJより発表されていました。
AEAJ – (公社) 日本アロマ環境協会
公式テキストの改訂に伴い、覚えるべき精油の種類や情報の深さも新しくなりました。そこで当ブログ「精油の学習帳」も、掲載している精油データのアップデートを行いました。
今日はその改訂内容に触れながら、改めてこの「精油の学習帳」についても、少しお話しさせてください。
「あの頃、こんな場所が欲しかった」から始まった物語
管理人matsuが「精油の学習帳」を立ち上げたきっかけは、私自身の「受験生時代の苦労」にあります。
当時、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの資格取得を目指して勉強を始めた私は、試験対策に必要な情報を集めることに難航していました。
今でこそネット上にも情報は増えましたが、当時は試験に即した具体的なデータがまとまっているサイトは少なく、過去問も販売数が限られていてすぐに売り切れてしまうような状態だったのです。
楽しかった受講生時代
当時は学科試験の条件に認定校での受講が必須となっていて、ちょうど世の中がリモートワークにシフトしていた最中で、私はリモートで毎週末受講していました。
そこでの講習はとても充実して楽しいものでした。 先生に直接質問ができたり、実際にワークショップをしたりと、アロマテラピーを深掘りする楽しさは十分に味わえました。
けれど、いざ「試験対策」となると、頼れるのはひたすら手元の公式テキストを読み込むのみ…。と、いうのも暗記系が多いんです。もちろん興味のある部分はすんなり入ってくることもありますが、そもそも覚えなきゃいけない名称が多く、特に文系人間には聞き馴染みのない名称ばかりで、まず「覚える」ことが第一のハードルになってきます。
試験対策に難航した経験
「もっとこう、試験対策特化コンテンツや整理されたデータがあればいいのに……」
そんな当時の私の願いが、このブログの「精油データ」のルーツです。 今回のアップデートでも、試験対象となる4種類の精油の情報を見直し追加して、新しい公式テキストに寄せることにこだわりました。
正直に申し上げれば、精油のデータだけで試験対策とはなりません。AEAJのアロマテラピーインストラクターの試験範囲はとても広いため、精油のデータなんて試験範囲のごくごく一部でしかありません。
けれど、試験対策という範囲に留めるほどアロマテラピーの世界は狭くないですし、「精油について知る」という時間を少しでも楽しく、効率的に進めるための「呼水」になれたら。今ではそんな想いで運用しています。
公式テキスト改訂版が精油データのどこに反映?
この改訂での大きな変更は、対象となる精油のラインナップです。
それまでの30種類に加え、新しく「シトロネラ」、「パルマローザ」、「メイチャン(リトセア)」、「ユズ」の4種類が追加され、全部で34種類になりました。
何が変わった? 最新テキストの注目ポイント
ところでふと、こういうのってどうやって選ばれるのだろう、と疑問に思ったことはないでしょうか? AEAJのアナウンスによれば、選定基準はこうあります。
※国内で比較的入手しやすく安全性に関する情報が明確であること、30種と合わせた際の香調のバランスなどを勘案して選定
AEAJ – (公社) 日本アロマ環境協会 AEAJ認定アロマテラピーインストラクター 公式テキスト(2024年10月改訂版)
「香調のバランス」まで考えられているなんて知らなかった。。てことはこの精油の中でブレンドすると割といい塩梅になる確率が高まるということでしょうか。
たしかに改めて34種類の精油たちを眺めると、なるほどなぁと思う部分も見えてきます。
また、各精油のプロフィール項目もより具体的になりました。
AEAJ – (公社) 日本アロマ環境協会 AEAJ認定アロマテラピーインストラクター 公式テキスト(2024年10月改訂版)
- 各精油の情報として、「学名の読み方」「学名の由来」「香調」「構成成分の例」などを追加
- 「成分の一例」から「特徴的な成分」への名称変更と内容の見直し
私が受験した頃の精油のプロフィールはもっとざっくりしていて、講義中に先生が話したメモを繋ぎ合わせて自分なりの資料を作っていましたが、新しいテキストはそれだけで学習が完結するような、非常に親切な構成になっていると感じます。
私を最も悩ませたのは化学
特に構成成分については、旧テキストから大きく内容が変わっているものも少なくありませんでした。この化学成分について、得意な方はいいですが、まあ苦手な私はどこのアロマテラピー情報をみてもバラバラで当時は混沌としていました。。結局公式テキストと、講義で先生が話されたことを丸暗記する、が試験対策として正解となりました。
そんな経験を踏まえて、試験対象となる34精油に関しては、受験する方が精油データを見ても混乱しないように公式テキストに即した内容としています。

精油のデータ内で、公式テキストと揃えているのはハイライトされた部分です。
(それ以外の情報は独自調査)
資格の先にある、もっと自由なアロマテラピーの世界へ
「精油の学習帳」では、試験範囲に入っている34種類だけでなく、それ以外の精油も扱っています。植物の歴史や基本情報、そして暮らしに役立つ効果効能や作用についても触れています。
試験勉強をしていると、どうしても「暗記」が目的になってしまいがちです。 でも、晴れて資格を取得したあとも、アロマテラピーはきっと皆さんの生活のすぐそばに寄り添っていくものだと思います。
「この香りのルーツはどこだろう?」 「今日は少し疲れてるからこの香りで眠ろう」
少しずつ知識を広げていくと、興味や奥深さは何倍にも膨らみ、日々の生活がもっと彩り豊かになっていくはずです。
さいごに:次なる「秘密兵器」を準備中?!
さきほど言いました通り、精油データのアップデートは完了しましたが、だからといって「合格間違いないコンテンツの爆誕」ということではまったくございません。
当時暗記作業を頑張っていた私は、すぐに丸暗記のツラさに直面します。学生じゃないのに暗記なんて、どうしたらいいのか。。
とはいえ弱音ばかりいってられないので、対策としてすごくレガシーな手法である、単語帳を作っていました。
ただ、従来の紙の単語帳(表に問題、裏に答えを手書きで作成)ですと、手書きで作るのは気が遠くなるほどには覚える量があるので、アプリを活用していました。
それにとても助けられた、というかたぶんそれを使わなかったら合格できていなかったと思います。もちろん暗記作業も大変だと思いますが、アプリなので隙間時間を有効活用することができて、効率的に学びを得られたという実感がありました。
近い将来、当時私が作った単語帳データも新しい公式テキストにアップデートして、受験を検討されている方々に展開できたらいいな、と考えています。
新しいテキストはさらに範囲が広がってるということなので、何回かに分かれるかもしれませんが、アロマテラピーを学びたい、AEAJアロマテラピーインストラクターになりたいと思ってる方の力になれたら本望だなと思っています。

